富士宮市主催のバスツアー「親と子の施設めぐり」を、東洋カプセル株式会社 富士山工場にて開催いたしました。今回で3回目となる本イベントには、13組の小学生とそのご家族の皆さまにご参加いただきました。東洋カプセルは、CSR(企業の社会的責任)およびSDGs(持続可能な開発目標)の観点から、地域社会との連携を重視しており、今回も本イベントに賛同させていただきました。
初めに、エッセンシャルワーカーとしての医薬品供給の社会的意義や、東洋カプセルの強みであるソフトカプセル製造のしくみについてご紹介しました。
医薬品製造は、社会にとって「なくてはならないもの」であり、私たちはエッセンシャルワーカーとして日々その責任を担っています。加えて、普段なかなか目にすることのないカプセルの製造工程にも、皆さま興味津々の様子でした。
続いての実験パートでは、シームレスカプセルの製造体験と、手洗いの重要性を学ぶ実験を実施しました。シームレスカプセルの製造体験は少し難しい作業ですが、親子で協力しながら、きれいなカプセルを完成させることができました。
手洗い実験では、手の汚れを専用の光で可視化することで、普段の手洗いでは落としきれない菌の存在に驚いている様子でした。医薬品工場ならではのGMP省令に基づいた衛生管理の大切さを学んでいただくと同時に、昨今の感染症拡大対策としてもご家庭で役立てていただけたと感じております。
お帰りの際には、富士宮市主催の「親と子の施設めぐり」を白衣姿で記念撮影してしめくくりました。
小学生だけでなく、ご家族の皆さまにも楽しんでいただけた様子で、社員一同、嬉しく感じております。今回のイベントを通じて、参加者の皆さまにも「エッセンシャルワーカーの一員」としての意識を持っていただけたことは、SDGsの目標達成にもつながる大きな成果です。
今後も地域とのつながりを大切にしながら、医薬品業界への理解を深めていただける機会を提供してまいります。